「日本の教育を変える」今井真央のブログ

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大地の学校ロータス 森のようちえんサマーブルー 森のようちえん おかざきプレーパークなどの活動日記。2児のパパ。大手製薬企業を脱サラし、日本を変えるために日々突っ走っているヤバい父親のお話

「条件付きの愛」の裏側

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以前、僕はよく自分の子どもに

「◯◯やってくれたら言うこと聞いてあげる」

と言って交換条件を提示してていた。

 

•お手伝いしたらおもちゃ買ってあげるね

•一緒に来てくれたらゲーム買ってあげる

 

こちらからの一方的な押し付けではなく、交換条件なのだからフェアだと思い込んでいた。お互い願いが叶ってWin-Win。こちらが条件を提示しても、嫌なら断ればいいでしょと言いコントロールしようとしてきた。

 

息子は面白いくらい言うことを聞いてくれた。

 

何だってご褒美があるから頑張る。僕は次第にエスカレートし、人参ぶら下げて我が子を操作する欲に溺れていった。何かにつけて交換条件を持ち出すようになった。

 

「パパーお手伝いしたから買ってよ!」

 

思い通りに動く我が子を見て、してやったり!とニヤついた。でもある時、ふと同じことをしている友達の親を見て気づいてしまった。

 

 

“これは条件付きの愛だ”と

 

大人も子どもも、これを続けてると◯◯しないと愛せない(愛されない)という思い込みが形成されてしまう。僕は愛する我が子に、一体どれだけ酷なことを強いてしまったんだろう。

 

本当に必要なのは“無条件の愛”だった。

 

子宮が子どもを包むような、そこに居て当たり前に愛されているという状態。僕が息子の立場だったら、親に対して無条件に愛して欲しい。

 

物事には必ず裏と表がある。

交換条件の裏側には息子に対するコントロールしたい欲求と、自分に対する無条件の愛への渇望があった。

 

僕は何よりも自分自身に対して、無条件に愛せていなかったのだ。

 

✔︎今日は頑張ったからご褒美に銭湯行こ♪

✔︎この激務が終わったら三連休で贅沢するぞ!

 

知らず知らずのうちに、自分にも条件をつけて縛ってきた。本当は頑張らなくても銭湯に行っていいし、いつでも贅沢したかったら贅沢すればいいのに‥

 

◯◯しないと許してもらえない、が自分にインプットされているから無条件のご褒美が許せない。友達の親を見て、そのことに気付かせてもらった。

 

 

もう自分を許してあげよう。

ただただ、黙って抱きしめてあげよう。

 

 

本当に自分を許せて、無条件で愛せるようになったら息子にも同じようにできるかな。

 

 

今までごめんね、愛してるよ。

 

 

 

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岡崎市竜泉寺町百々13

080-5182-4832(代表:今井)

daichi-no-gakkou@outlook.jp

 

“型”を繰り返す

•靴を揃える

•綺麗な言葉を使う

•背筋を正す‥

 

僕は学校や親から教わる、この“型”というのが大嫌いだった。

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他人のお利口さんというレールの上に乗せられるような気がして、ちゃんとやってる子を見ると虫唾が走った。

 

“なにお利口さんぶってんの?”

 

そう思わずにはいられないのだ。

だから僕はいい歳こいて靴も揃えない(人の家に上がる時だけちゃんとやる笑)ご飯を食べて「めっちゃ美味い!」と言い、日々猫背で過ごしていた。

 

特にその自分を省みようとはしてこなかったのは、「これが自分」と開き直ってきたからだ。外側じゃない、内面を見てくれ!と思いながらも人前に出ると“型”を意識して何とか正そうとする。それは「非常識と思われたくない」と外側を意識した自分がいたからだ。

 

 

 

“型”はその人の心を映し出す鏡なのだ。

 

 

靴を揃える人は、人生の足元をしっかり見えている。

美しい言葉使いをする人は心も美しくあろうとする人だ。

背筋が伸びてる人は生き方に芯がちゃんとある人。

 

僕はそのどれも出来ていなかった。

躾って大嫌いな言葉だけど、昔の人が小さな子どもに口うるさく伝えてきたのには一つ一つちゃんとした意味がある。今更かもしれないけど、僕には耳が痛いほど沁みてくる。

 

✔︎挨拶をちゃんとする

✔︎箸をちゃんと持つ

✔︎感謝を伝える‥

 

 

当たり前のことを、当たり前に出来ている人って一体どれだけいるのだろうか?

 

“型”を繰り返すことは、人としての生き方在り方を整えていくということ。基本が出来てないくせに、個性や多様性と開き直っていいのだろうか?

 

最近の子ども達は‥と偉そうに言えるほど、我々大人は当たり前のことを当たり前に出来ているだろうか?

 

人にどう思われるとか関係ない。

自分の在り方を整えるために、一つ一つこれから“型”を意識して歩んでいきたい。

 

 

 

 

逃げることは悪だ

•逃げる人を許さない

•逃げることは悪だ

 

卑怯、姑息、逃げ癖、、全部自分がやってきたからこそ同じ手段を使う人間を許せない。自分が散々逃げてきたことは棚に上げて、現在逃げる選択肢を選ぶ人にモヤモヤしてしまう。

 

 

僕はまだ、逃げた自分を許せていない。

 

 

僕の中には「自分の課題から逃げる」→同じ失敗を繰り返す不毛な行為とインプットされていた。僕の場合、一番身近で大切にしたい人から逃げてしまっていた。アメフトも製薬会社も、見方によっては全部逃げてきたとも言える。見たく無いことからは目を背ける。向き合いたく無い人とは適当な理由をつけて距離を置く。

 

 

 

逃げ続ければ自分の課題と向き合わずに済んだからだ。

 

でもそれでは現実の問題は無くならない。人を変え、仕事を変えても結局は繰り返すのだ。僕は身をもってそのことを学んだ。今まで散々逃げ回ってきたからこそ、もう逃げないと固く誓った。目の前の課題と一つ一つちゃんと向き合うと決めた。すると目の前の現実が面白いくらい変わった。だからこそ僕は自分の課題を掘り下げる日々を続けている。

 

 

 

でも本当に逃げることは不正解なのか?

いや、そうじゃない。

 

 

人生には逃げることが必要な場面もある。

 

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最善に生きるための一つの選択肢なのだ。

自分自身、逃げたからこそ今の命がある。

もう逃げてきた自分を許してあげよう。

 

今目の前で逃げようとしている人も同じ。

 

 

現実を受け止めろ!課題と向き合え!と追い込むばかりが選択肢じゃないはずだ。

 

 

 

自分にも目の前の人にも、常に逃げ道を残しておいてあげよう。

 

自分の心に「逃げる」という選択肢をもつ余裕を持とう。そのカードがあるからこそ、現実と向き合えるのだから。

 

 

 

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勝たなければ愛されない

•戦う相手がいなければ人生は退屈だ

•戦わなければ愛されない

 

小さい頃から僕ら兄弟間では母親を取り合ってきた。独り占めしたいからお兄ちゃんが絵本読んでもらっていたら間に入って邪魔をする。お兄ちゃんが怒って殴ると「ママァ〜お兄ちゃんに殴られたァー」と必要以上にギャン泣きして被害者アピールをする。見かねた母は僕を抱きしめてヨシヨシする。

 

 

‥全て計算通り✨

僕は母親に抱かれながらいつも兄に向けてコッソリピースをしていた✌️←可愛くない弟!

 

 

この一連の流れで兄を負かせた時の優越感といったらもう!僕は母親の愛を独り占めすることの虜になっていた。その後もずっと兄に母親を取られまいと、時には甘えん坊になったり、時にはお利口さんやったり随分好き勝手やってきた。

 

 

愛は早いモノ勝ち。いつか無くなるもの

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僕にはすっかりこの考えが染みついてしまった。だからいつだって

•独り占めしたい

•所有したい

そんな欲求が心の奥底に眠っている。

 

手段なんか選ばない。

時には相手を悪にして、自分を善にする。

そして勝負に勝つことで、愛を勝ち取る。

 

愛はガソリンのように制限があるから、先にもらっとかないと自分への取り分がなくなるという焦りが常にある。大人になるにつれ臆病になり、本気で人を好きにならないようにしてきた。いつもちょっと妥協することで、傷つくことから逃げてきた。本気で好きな人に対しての愛という競争に、敗北することが怖いのだ。

 

 

 

でも、本当はそんなことない。

 

 

 

愛は無限だ

 

 

無限だから独り占めしなくていい

それは湧水のように溢れ出てくるもの

与え、受け取り、分け合えば

いつまでも無くならないのだ。

 

 

もう勝負しなくてもいい。

そう思うと、肩の力が抜けてフと楽になった。

 

ようやく長年の戦いに、決着がついた。

もう剣を下ろそう。

 

 

 

 

‥兄ちゃんよ、ごめんな。

 

 

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自分のために、人を助ける

有難いことに、子どもからお年寄りまで沢山の方から頼って頂ける。

 

•農作業手伝って!

•ボール探して!

•事務作業大変だから手伝って!

 

仕事は早いから次々に頼まれ事を済ます。自分の仕事とは別だし、全くお金にならない事だけど、ほぼ毎日やってる。(自己犠牲は卒業したから本気で嫌なら断っているけどね)

でも正直たまにこんな思いが頭をよぎる

 

 

 

“俺、何やってんだろ‥”

 

 

 

特に疲れが出てる時とか、理由もなく沈んでる時に思ってしまう。見返りを求めて始めた訳じゃない。それでもお金の要らない便利屋みたいな立場に、正直言って「面倒くせえな!自分でやれよ!」って思ったのは一度や二度じゃない。

 

 

そんな、夜は決まってむしゃくしゃして眠れない

 

 

俺は便利屋じゃねーんだよ!

人に頼る前に自分で考えろよ!楽すんな!

頭の中で悪魔みたいな自分の声がする。

 

 

 

でも朝になると、ハッと気付く。

“みんな一つだ”

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それをワンネスというのかもしれない。

色んな人の考えがあるけど、僕は最近人はみんなシメジみたいに根っこのところでは一つに繋がっているんじゃないかと思えて仕方ない。

 

 

「悩んでいる人はちょっと前の自分自身」

 

誰に相談したらいいかわからない。

自分でやりたいけど自信がない。

 

 

‥だから頼ってくれたんじゃないか!

そんな人達に対してイライラしたり、面倒な気持ちになるのは過去の自分を受け入れられていない証拠だ。

 

 

そう考えたら今目の前で困っている人の見方が変わってくる。ちょっと前の自分だったら何て声をかけてあげよう?

 

少なくとも「自分でやれ!」とか「自己責任じゃん!」という正論ではないはずだ。

 

 

 

•話してくれてありがとうね☺️一緒に考えよっか。

•辛かったね、俺がいるから大丈夫だよ。

 

ボロボロな自分ならそんな言葉が欲しい。

目の前の困っている人を助けるってことは、過去の自分も受け入れるってことだ。

 

人の為に良い行いをするのは“偽善”

僕は“自分のために人を助ける”

 

 

そう考えたら頼み事もウキウキで聞ける。

頼ってくれてありがとう!ってなる。

全力で力になってあげようと思える。

これからも僕は沢山の人助けをやる。

 

それは結局、自分のためになるのだから。

 

 

 

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